「ＡＲＣｏ２０２２」エキスパート部門で優勝しました！

　９月３日（土）に栃木県で開催された自律型ロボット競技会「ＡＲＣｏ(Autonomous Robotics Competition) ２０２２」のミドル部門（中級）とエキスパート部門（上級）へ、当校の電子情報技術科の２年生６名がチームを作り出場しました。ＡＲＣｏとは、大学生や専門学校生を対象とした、ロボット本体の製作と動作プログラムの技術を競う全国大会で、今年は４校１０チームが参加しました。
　当校チームは、５月から始動し、競技コースの作成、競技ルールに沿ったロボットの設計・製作、プログラムの作成を行い、より確実にそして速く動作できるように試行錯誤を繰り返しました。夏休み中も自主的に登校し、メンバー内で相談しながらロボットの改良やプログラムの調整を行い、時には議論し問題を１つずつ解決していきました。その結果、エキスパート部門は見事「優勝」、ミドル部門は「３位」の成績を収めました。また大会では、他大学の学生と技術や攻略手法などの情報を積極的に交換し、お互いに知識を高め合いました。
　この大会を通じて、学生達は、グループ開発に必要な「チームワーク」や「コミュニケーション能力」、大会に間に合わせるための「スケジューリング能力」、予想外のトラブルが発生した時の「トラブル対応力」などが身につき、人間的に成長しました。将来、社会人として活躍することが今から楽しみです。
　また、学生達は、学校へ戻るとすぐに大会の反省とロボットのグレードアップについて、議論を始めました。今後も大会で得た知識や情報を元に、ロボットの性能を更にアップさせ、最終的な成果を来年１月２８日に行われる「ポリテックビジョンｉｎ穴水」で発表する予定です。